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簡単に自分のモチベーションも、他人のモチベーションも高める方法

「この試験に受かってやる!」
「このプレゼンテーションを成功させてみせる!」
「このポイントは絶対決めてみせる!」
など、人生では様々な大事な局面があります。

そんな局面で結果を出せる人、出せない人の差はどこにあるのでしょうか。

様々な要因があると思いますが、その1つに『モチベーションの違い』があります。

モチベーションとは人が何かをする際の動機付けや目的意識のことで、一言で表すと「やる気」です
このモチベーションが高ければ高いほど(やる気に満ち溢れているほど)、大事な局面で結果をだす確率が高いとされています。

ですが、大事な局面だと理解していても「なんだかやる気がでない」ことってありますよね。
ではこのモチベーションはどうすれば高められるのでしょうか。

自分のモチベーションだけでなく、他人のモチベーションも高めることができる簡単な方法をご紹介します。

1、目的、ゴール、目標を明確にする

「これをやろう!」と決めた時は、モチベーションが最高潮でエネルギーに満ち溢れた状態ですが、時間の経過とともにそのエネルギーは日常生活の中で消耗し、やがて消えてしまいます。

例えば、挫折しやすい夢として多いのが『英会話』ではないでしょうか。
かくいう私も英会話には何度となく挫折した経験があります。

外国人観光客に道を聞かれた際、思ったよりうまく話せなかった経験から、「今年こそは英会話をマスターするぞ!」と意気込むわけですが、日々の忙しさにかまけて勉強時間が減り、ついには勉強しなくなります。

 

モチベーションを維持するためには、目的、ゴール、目標を明確にすることが重要です。

 

下の図は目的、ゴール、目標の定義を現した図です。

一番頂上の目的には「なんのために行うのか」という主観的な理由を明示します。

そしてその下のゴールは「その目的を果たすためにはどうゆう結果をだすべきなのか」という具体的な達成イメージを上げます。

さらに最下層の目標は「ゴールイメージを果たすために何をすべきか」というさらに現実的な行動計画や数値を上げます。

 

このように「何のために行うのか」「どうなっていたいのか」「では何をすべきなのか」を明確にすることで、エネルギーの消耗を削減し、最高潮のモチベーションを維持することに繋ぐことができます。

 

2、目標を可能な限り細分化する

 

先ほど図で表した最下層にある目標は、可能な限り細かく、具体的に設定するとモチベーションを維持しやすくなります。

その理由は小さな目標でも確実に実行することによって、継続して達成感が味わえるからです。

また目標達成を継続することによって、目標を行動に移すという行為があたりまえ化します。
行動があたりまえ化すれば、自然とゴールが近づいていくわけです。

 

先ほどの英会話で例をあげてみます。

 

《目的》

 → 様々な国籍の人とコミュニケーションをとりたい

 

《ゴール》

 → 外国人観光客に道を聞かれたら、簡単な案内ができるようになる

 → 気の利いた会話を英語でできるようになる

 → 英語でジョークを言えるようになる

 

《目標》

 → 地元の観光スポットの名称を英語で言えるようになる

 → 道案内のキーフレーズを覚える

 → 毎日15分英語を耳にする

 → 通勤時間は英語を聞く

 

このように何のために(目的)、どういう結果を得るために(ゴール)、何をするか(目標)を明確にする、そしてできる限り目標を細かく設定することで、目標達成のための行動が継続しやすくなります。

 

3、やらされ感をなくす

主体的に「やりたい!」ことと、実際に「やらなければならない」ことに差が生まれると、一気にモチベーションが下がってしまいます。
実生活の中では後者の「やらなければならない」ことを多く抱えている人も多いのではないでしょうか。

そんなときはやらされ感を極力排除することで、モチベーションの低下を食い止めることができます。

 

a、価値観にあった言葉に置き換える

人の価値観は様々です。
仕事1つとっても、結果や成果にこだわる人、人とのコミュニケーションを大事にする人、斬新さやオリジナリティを追い求める人と多種多様です。

ですので、個々の性格に合わせた言葉に置き換えて考えることが重要です。

以下に主な3パターン思想の効果的なフレーズ集をまとめました。

 

〈結果や成果にこだわる人に効果的なフレーズ〉

  名誉、獲得、本物、勝利、最高、授与、優越、偉大、改善、結果、専門など

 

〈コミュニケーションを大事にする人に効果的なフレーズ〉

  共感、支援、援助、繋がり、魅力、観察、感情、奉仕など

 

〈斬新さやオリジナリティを追い求める人に効果的なフレーズ〉

  インパクト、未知、イマジネーション、ゲーム、独創、創造、発見など

 

b、効果的なフレーズに置き換えた例

ある営業部で「今月の売り上げ目標500万円」というゴールが共有されたとします。

単に部署から与えられたゴールをそのままの言葉で受け止めるのではなく、与えられたゴールを実現するために自分の価値観に響くフレーズを交えた細かな目標設定します。

 

(一例)

〈結果や成果にこだわる人の置き換えフレーズ〉

 「毎日新規アポイントを5件獲得し、成果につなげる」

 

〈コミュニケーションを大事にする人の置き換えフレーズ〉

 「毎日5人の顧客と繋がり、弊社の魅力を伝え共感してもらう」

 

〈斬新さやオリジナリティを追い求める人の置き換えフレーズ〉

 「今までにない新規プロジェクトを創造して、顧客にインパクトを与える」

 

ゴールを実現するために自分がやる気がでる言葉を用いた目標に置き換えることが、モチベーション維持に有効です。

それぞれ意味が違っているようで、すべて「今月の売り上げ目標500万円」というゴールを達成するための目標の1つ1つであることがわかりますでしょうか。

 

4、口に出してみる

3、やらされ感をなくすで述べたように、自分の価値観に沿った言葉で表した目標は、自然とモチベーションを上げてくれます。(逆に価値観に沿わない言葉は無意識に遠ざけてしまいます。)

せっかくですからさらにモチベーションを上げるために、自分で決めた目標を口にだして毎日5回唱えましょう。

 

人は自分の言葉に洗脳される生物なので、自分自身が喜ぶ言葉をシャワーのように浴びると、少なからず言葉に影響を受けます。

毎日5回唱えるだけなら1分もかからないので忙しい人でも実践できますよね。

 

また口に出す際に聞き手がいるとなお効果的です。
目標を聞く相手がいると実行せざるをえない、また人は無意識に失敗しないために最大限の努力をするからです。

 

5、まとめ

簡単にモチベーションを高めるコツをいくつかご紹介しましたが、これは自分だけでなく、他人にも活用できます。

例えば部下がいらっしゃる方は、部下の目標設定の際に、部下の性格に合わせた言葉に置き換えれば、そのまま伝えるよりもより明確なゴールイメージを共有できます。

 

  • 目的、ゴール、目標を明確にする
  • 目標を可能な限り細分化する
  • やらされ感をなくすため、価値観に沿う言葉を用いた目標を設定する
  • 毎日5回口に出してみる
  • 可能であれば相手に目標を聞いてもらう
  • 自分だけでなく、他人のモチベーションを高めたいときにも、性格にあった言葉に置き換えるよう意識する

 

自分自身のモチベーションを管理や、部下育成の1つの手法として活用してみてはいかがでしょうか。

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